2011年10月01日

第五十八回 活動レポート

SAJ陸前高田復興支援ボランティア活動報告 hometeam(ホームチーム)

SAJ陸前高田復興支援ボランティア活動報告 hometeam(ホームチーム)
集合写真

今回、9月30日出発0泊3日の日程でSAJ陸前高田ボランティアに団体として参加させていただきました。


私は現在東京で働いていますが、陸前高田市の隣町大船渡市の出身者です。
陸前高田市にも多くの友人がおり少しでも役に立つことができればと、これまで何度か地元にてボランティア活動に参加したり、同郷の友人たちとhometeamという団体を作り被災地支援の活動していました。


そんな中、関東に住むの知人らから「ボランティアへ行きたいけどどうしたらよいか分からない、自分にできることがあるのだろうか」という話を聞くようになり、そういった人たちが少しでもボランティアに参加しやすいように、また多くの方に現状を見て欲しいという気持ちでツアーを企画しました。


東京に住む同郷の同級生の力も借りてmixiやFacebookで募集し40名の参加となりました。
金曜日の深夜に新宿を出発して翌日早朝、陸前高田市に到着。朝ごはんを済ませボランティアセンターへ向かいました。土曜日ということもあってとてもたくさんの団体ボランティアがいるなかでボランティアセンターの方々がとても手際よく指示をだしていたのが印象的でした。


マッチングされた小泉公民館へ向かい、地区の自治会長である馬場様にあいさつをして小泉公民館近くの作業場所へ歩いて移動しました。作業は津波の被害を受けた田んぼの草刈りと瓦礫拾いです。
馬場様からは作業する田んぼがどういった被害を受けた場所なのか、作業で使う草刈りカマの使い方や注意点などを教えていただきました。


天候が心配でしたが、当日は終始快晴で暑すぎず作業するにはちょうど良い環境でした。
午前午後、約4時間の作業で田んぼ1面の草刈りとある程度の瓦礫拾いを終わらせることができました。草を刈って見えた地面を少し掘りおこすだけで埋もれていた木材や生活用品などが次々とでてきました。
作業中には田んぼの持ち主の方からりんごの差し入れもいただきました。


作業風景(ホーム).JPG
作業風景


作業後(ホーム).JPG
作業後


作業が終わりみんなで力を合わせ少ない作業時間でなんとか1面の草刈りを終えた田んぼを見ながら達成感を感じつつも、もう少し時間があればもっと綺麗にすることができたのにという思いもありました。それでも作業後は馬場様から「ありがとう!」「おつかれさま!」と声を掛けていただき元気をもらいました。


小泉公民館にもどると、地元に方のためにチームふくいの方々が御餅を振る舞っている最中で我々もご好意でご一緒させてもらい御餅等をご馳走になりました。


馬場様から「我々も頑張ります!」ととても力強い言葉を聞き、ご近所の方に暖かく見送られながら小泉公民館を後にしました。


その後は三陸のお土産を買うことができる「おさかなセンター」へ移動。
ここで参加者の方がたくさんお土産を買っていました。また、おさかなセンターの屋上からは大船渡の町の様子や夕暮れの綺麗な三陸の海も見ることができました。


今回は日程が合わず参加できなかった方もいてました。また、自分たちですべて準備するよりも交通費がとても抑えられるということもあって是非これからも定期的に本ツアーを利用しようと考えておりましたが、我々の参加した次の日が最終日ということでとても残念でした。
しかし、まだまだ我々ができることはたくさんあると思いますので、いろいろな形でこれからも生まれ育った故郷への恩返しを続けていきます。


終わりに、今回の機会をいただいたSAJ様、アレンジや事前の相談に親切に対応いただいたHIS矢内様、3日間拙い幹事を助けていただいた運転手の柴谷様、中村様、そして現地で受け入れをしていただいた馬場様、小泉公民館で大変よくしてくださった近所のみなさん、御餅をご馳走してくださったチームふくいのみなさん、ほかにも多くの方の力を借りて無事ツアーを終えることができました。
本当にありがとうございました。


参加者からの声

・被災者の方の印鑑や写真とか大切なものが埋まってるから機械ではなく人の手でしか作業できない。というボランティアセンターの方の話が印象的でした。気の遠くなるような地道な作業だけど、この仕事が積み重なって初めておいしいお米ができると思うと嬉しかったです。その時が来るまでお手伝いしていきたいと思います。


・私も宮城で被災しましたが、そのときに支援の大切さを痛感し、今回自分自身も被災者の力になりたいと思って参加しました。
田んぼの草刈りをしながら触れ合った方々は温かく前向きな人ばかりで、逆にとても元気をもらって帰ってきました。
今回の活動が陸前高田の方々の新たな一歩につながればいいなと思います。


・初めて参加して、震災は終わってない、今も震災の最中なんだと感じた。被災して苦しい環境にいる人は、今を乗り越えなければ先は無い。ボランティアの出来ることは微力かも知れないが、みんなの力を出しあってその手伝いをするのがいま大切なのだと感じた。

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