2011年07月22日

活動レポート

SAJ個人陸前高田復興支援ボランティア

SAJ個人陸前高田復興支援ボランティア

出発日 7月22日、29日、8月5日


 SAJでは、個人の方向けに募集したボランティアを計3回実施しました。
全国各地から、幅広いご年齢層の方々、皆それぞれ異なる境遇の方々にご参加いただきました。お申込みからご出発まで2ヶ月以上あったにも関わらず、キャンセルされる方はほとんどいらっしゃらず、そのためキャンセル待ちでお待ちいただいた方にはお断りせざるを得ませんでした。それだけ皆さん『ボランティアに行きたい』、『自分に出来ることで力になりたい』と思われたのだと思います。実際にこの3回に共通して言えることが、『参加された皆さんの想いが熱い』ということでした。
 一方で、往復の時間に対しての作業時間が短いことと、かなりの暑さに加えて余震や雨などにより思う存分作業が出来なかったことから物足りなさも感じられたと思います。
今回の皆さんの熱い想いは大きな力となり次に繋がる、周りに伝わる、そして陸前高田の復興の力になることと信じています。ご参加いただいた皆さんどうもお疲れ様でした。


■7月22日
 陸前高田市から広田半島へ抜ける両替地区の山の斜面で作業をしました。重機で瓦礫を撤去した後に残った瓦礫を集めたり、道路際まで運び出す作業を行いました。作業の途中で震度5の地震に見舞われ、海からの地鳴りがし、津波警報のサイレンが鳴り響き、高台へと避難しましたが、かなりの緊張感に見舞われました。その後、ボランティアセンターからの連絡で、この日の作業は打ち切りとなりました。
仕方がないこととはいえ、東京から片道8時間掛けて来ていますので、消化不良の感は否めません。出来ることなら、くたくたになるまでボランティアをしたかったと誰もが思いましたが、さすがに諦めるしかありません。主役は地元の方々で、ボランティアをさせて戴いているということを考えると仕方がありません。しかしこれも貴重な体験となりました。


■7月29日
 今回も前回と同じ両替地区の作業場で、地元の佐藤照夫さんの案内のもと作業を行いました。同じエリアで野村グループさんとエイムクリエイツさんと3チームでの作業となりました。瓦礫を集める作業と側溝の泥をかき上げる作業などを行いましたが、途中何度も雨に見舞われました。しかし雨が降ってもレインコートを着ようとはせず、黙々と作業をされていたのが印象的でした。その結果、びしょ濡れになりましたが、それでも気持ちのいいびしょ濡れでした。


■8月5日
 過去2回と作業場所が変わり、避難場となっていた公民館の掃除と草刈りです。仮設住宅に移られた後で中の大掃除と庭周りのぼうぼうに生えた草刈りですが、とても無理だと思っていた作業がみんなで力を合わせたことで思いのほか捗り最後には全て刈りきることが出来ました。近所の子供たちやご年配の方々と一緒に作業することが出来、ちょっとした会話からも学ぶことが多々ありました。


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参加者からの声

初めてボランティア活動に参加し、すごく大変でした。現地の様子をバスの中から見たとき、テレビで見た印象と違い衝撃的で、ショックで涙が止まりませんでした。高校で「共生」をテーマに学んでおり、共に生きている身として何か力になれることはないかと思い、被災地の方々に元気と笑顔を与えたいと思い参加しましたが、逆に現地の人々にたくさんの勇気をもらいました。またボランティアが出来たらいいなと思います。

伊豆あすかさん


貴重な体験をさせて頂きありがとうございました。同じ目的のために協力しあうこと、見知らぬ方々とのコミュニケーションの楽しさ、少しでも人の役に立てる喜びで、すがすがしい気分です。また参加できたらと思います。

佐藤由美さん


今回のボランティアに参加した40人、さらに被災地の方を含め、全員が同じ思いを胸に抱き活動する中で、人と人との絆やつながりの大切さを知りました。また、今回目にした陸前高田の現状は、今を生きる世代に止まらず、自分の息子、娘、また孫と忘れ去られることなく語り継がれていくべきだと思いました。

三島真弓さん


暑かったし、参加者のみなさんの想いもアツかった!でもあっという間で、現状を自分の目で見ることが出来たのは、大きかったと思う。気持ちはまだ整理できていませんが。。。「すべてのことは地道なんだ」と実感しました。

岡崎菜月さん


渡邉代表のツイッターでこの活動を知り、参加しましたが、今回の活動全てが自分にとって本当に貴重な体験となりました。特に津波がきた現場の瓦礫の山やつぶれた車、廃墟になった家の光景は一生忘れることがないと思います。今回のような活動に参加させていただきありがとうございました。

匿名


ボランティアを初めてしたのですが、終わったあとにこんなに感謝の気持ちいっぱいになるとは思いませんでした。人生観を変えるきっかけになりました。これからも機会があれば参加したいです。

渡辺陽子さん


まず、自分が動くことが大事であると改めて実感しました。当ツアーに参加して良かった。作業に行く前にモチベーションUP、動機付けの機会があればなお良いのではと思います。

平野恵子さん

                                                          震災当初から「現場に行く」と決めていましたが、応募殺到のため断念していました。しかしテレビを見るたびに涙があふれ、何か出来ないだろうかという気持ちばかりがたまっていました。そんな時に機会を頂けたのがこのボランティアツアーでした。最初は、「現場に行く」ことで現状を知り、"今"を体感すことが目的でした。学ぶための参加でした。そして実際に行ってみて、一番"今"を一生懸命100%生きること、そしてそのことに感謝することの大切さを肌で感じました。小学生の美羽、優羽(双子の女の子)から一期一会の大切さを学ばせて頂きました。

許斐さやかさん

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