2011年08月24日

第三十二回 活動レポート

SAJ陸前高田復興ボランティア活動報告 大天災被災者応援全国学生ネットワーク

SAJ陸前高田復興ボランティア活動報告 大天災被災者応援全国学生ネットワーク
集合写真

 2011年8月24日に、0泊2日の行程で、公益財団法人School Aid Japan主催のボランティア活動に参加しました。
我々は、「震災の記憶を風化させない」、「学生にとってボランティアがもっと身近にする」、「被災者の応援」ことを目的に活動しており、各大学の体育会本部を中心とする体育会組織や、大規模サークル同士の横のつながりなどを利用し、様々なボランティア情報を多数の学生が共有できるネットワークを作ることを目指しております。
学生にとって、ボランティア活動が、勉強、バイト、サークル活動、ボランティア活動という感じで当たり前になると良いなあと思っております。


 今回は、内輪の知り合いで声をかけあい、集まってくれた大学生30名で、このボランティア活動に参加させていただきました。
前日の夜21時半に集合し、バスに乗り込みました。行きのバス内では、自己紹介、そして一人ひとりが今回の活動に参加した理由、思いを述べて、次の日のためにチームワークを高めました。被災地のために、何かしたいという気持ちの人が多く感じられました。何も分かっていないボランティアは邪魔なだけだという情報も多々聞いておりましたが、できる限りの準備はし、「やらない善よりやる偽善」という言葉を胸に、批判されても良いからやってやろうという気持ちで臨みました。
翌朝は、ボランティアセンターに行く前に、被害が最もひどかった沿岸部をバスで回り、拝見しました。初めてみる、高く積み上げられた車の山、瓦礫の山に驚きました。道の駅「高田松原」でバスを降りて周りの建物を歩いて回りましたが、4階部分までもが、崩れていることに衝撃を受け、津波の威力を実感いたしました。みんなそれぞれに思うことがあるようで、言葉は少なく、崩れた建物をじっと見つめておりました。


 その後はボランティアセンターにて用具を貸していただき、説明を受け、作業現場に入りました。我々の作業は、流されてしまった家の跡地に、建物を新しく建てるために、草刈りをすることでした。ワタミグループの方々と同じ現場でしたが、ノウハウもなく、鎌しか持っていなかった我々に、シャベルや熊手を貸していいただき、いろいろご教示くださいました。ありがとうございました。
 途中、ご依頼主から直接お話をいただけて、自分たちが少しでも役に立てているのだという認識ができ、さらに気力が湧くと同時に、その方の生活の身近で起こった被害のリアルな体験談に、被災者の方々の悲しみを感じ、身が引き締まる思いがしました。草刈りをしていると、ボロボロになったタオル、色あせて真っ白になってしまった写真のようなもの、レンタルDVDなど、生活を感じられる物がたくさんでてきて、心が痛みました。


 作業を終えて、自分たちの刈った草の山、そして初めはほとんど見えなかった地面が、ほぼ全体に見えていることに達成感を覚え、少しでも被災地の役に立てたのではないかと実感いたしました。ほんの少しのチリほど役にしか役に立っていないかもしれませんが、継続的に続けていくことで、山にできればいいなと感じました。
帰りのバスでは、軽く反省会のようなものをしましたが、今回の反省を糧に、またぜひ行きたいと言ってくれた人が多く、次回もぜひ参加させていただきたいと存じます。今回の反省を生かして、次回はもっと良い活動ができるように運営者で話しあっていきます。

 最後になりましたが、企画していただきました、公益財団法人School Aid Japan様 そしてご案内いただいたエイチ・アイ・エス様はじめ、関係各社、各機関の皆さま、本当にありがとうございました。


草刈の様子.JPG

参加者からの声

他の参加者の感想

被災地の人の力になりたい、そう思う人は全国各地にいると思う。しかし、その内の何人が、実際に行動に移せただろうか。今回、実際に現地に入ることで、マスメディアが伝えない現実の姿を「実感」することができたのが、何よりの成果だった。他の皆さんにも、どうか被災地の現状を「実感」して欲しい。

活動カテゴリ