2011年07月20日

第六回 活動レポート

陸前高田復興支援ボランティア

陸前高田復興支援ボランティア

 ワタミグループとしては2回目になる公益財団法人School Aid Japan主催の復興支援ボランティアへ7月20日21日に参加しました。今回の参加者は総勢35名です。
 前回同様の行程で、陸前高田市へ。災害ボランティアセンターでのミーティングに参加し、作業現場について説明をうけました。先週と同じく小友町での作業をいただき、現場へと出発します。

 この日の作業は、海際に打ち上げられた瓦礫の撤去と、元々家屋があった場所の瓦礫の撤去です。海際の撤去をする海側チーム・家屋側の撤去をする山側チームに分かれました。前回の参加者からの提案を受け、この日は準備運動を入念に行ってから作業開始です。


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人の手で細かい瓦礫を撤去


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ぬかるんだ所は熊手が便利です


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海に浮いている瓦礫もとります


 海の傍には、沢山の細かい瓦礫が落ちていました。前回も説明して下さった自治会長さんによると、満潮になると瓦礫が上がってきてしまうとのこと。打ち上げられたぬいぐるみを見つけたとき、沢山の思い出が海に流され、今もまだ沈んでいるのだということを改めて突きつけられたようで、胸が痛みました。
 最初は打ち上げられた瓦礫を拾っていたのですが、作業が進むと「どうせ次の満潮であがってくるのだから、海に落ちている瓦礫もできるだけ拾おう」ということになりました。海に浮いている木材などを、引き寄せ、引っ張りあげます。軽そうに見える木材も、水を含んでいるせいで非常に重くなっており、なかなかの重労働となりました。

 山側も細かい瓦礫の撤去作業です。重機が入れないところ、重機で取るには細かすぎる瓦礫を一箇所に集め、運びやすくします。このような作業をするたびに、ただ機械を入れればきれいになるわけではないということを実感します。まだまだボランティアの「人」の力が必要な場面が沢山あるなと実感しました。
 スコップや一輪車など必要な道具は、ボランティアセンターで借りてくるのですが、この日は先ほどの自治会長さんがボランティアセンターにはおいていない熊手などを貸してくださいました。前日の雨の影響か元々水場だったのか、地面ぬかるんでいる部分もあったのですが、そこで熊手が大活躍。スコップでは泥も瓦礫もまとめて取れてしまうのですが、熊手を使うと瓦礫だけを掬い取ることが出来ました。こんなときでも、作業しやすいようにと用意してくださる自治会長さんのお人柄に触れ、心がほっと温かくなりました。

 この日は幸い涼しい日で、作業がどんどん進みました。一所懸命撤去作業をしているとあっという間に作業終了の時間となりました。道具の泥を落とし、忘れ物がないか、ゴミをおいていってないか確認します。今回の作業でできた瓦礫の山を、ちょうど重機がすくってダンプカーに積んでいました。小友町の海岸がきれいになって行く予感と共に、この瓦礫はどこにいって何になるのだろうと少し気になりました。
 今回でやっと二回目の活動ですが、同じ場所で活動できた分、自分達の活動が実を結んでいるという実感が少しだけもてました。復興まで長い道のりとなるかと思いますが、一歩一歩ゴールに向かって、共に歩いていけるような、継続的な支援をこれからも続けていきたいと思います。

参加者からの声

 最後の片付けのとき、高台にある水道へ道具を洗うための水を汲みにいきました。高台からは、自分達が作業していた場所が良く見えます。水をポリタンクに入れながらしばらく作業現場を眺めていると、後ろから地元の人に声をかけられました。
「いつもありがとうございます」そう言われた時、ここから自分が今見ているように、地元の方たちも私たちが作業しているのが良く見えるのだなと気がつきました。
 私達にできることは少ないかもしれないけれど、この街にまた来て、一所懸命瓦礫を撤去する姿をみせるだけでも復興に向かって頑張っている人たちに「あなたたちは一人じゃない、一緒に私達も頑張ります」というメッセージを伝えるこができるのではないかなと思いました。

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高台から見た作業現場

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