2011年06月13日

第一回 活動レポート

学生団体、郁文館夢学園、H.I.S、ワタミグループ

学生団体、郁文館夢学園、H.I.S、ワタミグループ
参加者集合写真

JR大船渡線脇ノ沢駅での瓦礫除去作業をスタート

今回は、視察を兼ねた第1回目のボランティアとして活動に向けての課題の洗い出しも行った。参加したのは、5つの学生団体のメンバー、郁文館夢学園、エイチ・アイ・エス、ワタミグループで総勢28名での活動となりました。

朝8時に災害ボランティアセンターで受付。8時半からの朝礼に参加、注意事項の説明を受けた後、バスで20分走り今回の作業現場である米崎町へ。

今回依頼を受けたのは、JR大船渡線脇ノ沢駅周辺の瓦礫の撤去と線路を覆う土砂の除去作業でした。土砂崩れにあった線路の復旧作業のようなことをスコップとツルハシを手に取り組みをはじめたものの慣れない作業だけに思うように進まず、「これだけの土砂を掘りおこせるのだろうか」「一日の作業で役に立つのだろうか」、などと考えながら作業した。最初は、話をしながらの作業も徐々に口数が減り黙々と作業する。  1時間おきに休憩を入れるが日頃の運動不足から腰が痛くなる。でも他のグループを見ると作業が進んでいる。「俺らがやっているのは、陸前高田の未来を作っているんだ。」「子どもたちを乗せた電車が走るのが見える!」前向きな言葉が口ぐちに飛び出すと動きも軽くなった。女性陣もヘルメットをかぶりスコップを持ち同じ作業を真剣な表情でこなしている。


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朝礼の様子


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土砂を掘り起こしているところ


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用具の洗浄


「もう少しやりたい」と思いながらも、片付けへ

作業の残り時間が一時間になった所で、駅舎跡地のようなところをメンバー全員で作業した。
とても動かすのはとても無理だと思っていた岩も6人で力を合わせると動き、片づけられた。一つクリアー出来ると次々と出来て行く。28人で力を合わせるとわずかな時間でも目に見えて片付いていく。先ほどまで辛かった作業が楽しくなってきた。もう少しやりたいと思いつつも後片付けし、ボランティアセンターへ。

市役所を訪れ、戸羽市長にご挨拶、そしてボランティアセンターに戻り使った用具を洗って返却しました。


(レポート担当:ワタミ㈱人材開発部 近藤)


参加者からの声

陸前高田へ行き、震災から3ヶ月も経ったのに線路が土砂で埋まっている現状を見て、もっと人が必要だと感じました。そして、今の状態を少しでも多くの人に見てもらい何かを感じて欲しいと思います。
1日で何ができるのか、正直不安に思ったところもありましたが、1日1日の積み重ねで街が復興していくのだと感じました。街を復興させる最後のステップは、やはり現地の方々だと思います。けれど、まだその最後のステップまでほど遠い今は、私たちが継続的に背中をおしていく事が必要だと思いました。
播磨祥帆さん


ボランティアに行ってよかった、と心から思えました。月曜の夜22時に東京駅を出発して、翌朝到着。ボランティアや諸々を行い、火曜の夜22時に帰ってくる。移動時間込みでちょうど24時間のド短期ツアーでした。私は会社を1日のみ休みましたが、出社後「それって誰でも参加できる?」と社内の数人に言われました。(しかもすごく意外な人に)みんな何かしたいって気持ちは持ってるけど、長期の休みは取れない、でもやっぱり何かしたい。そんな気持ちがあることを実感しました。
阪神大震災に比べ"東北は遠い"というのが、ボランティアが増えない一つの要因だと言われています。
でもこの短期ツアーは、それを解決するひとつの答えだと感じました。短期間のデメリットもありますが、忙しい社会人にとっては、メリットのほうが大きいと思います。「何かしたい」そんな気持ちを持っている人は、ぜひ一度参加してください。何もかもはできなくても、何かはできる。私は実際に訪問してそう確信しています。
清輔なつきさん


東日本大震災が発生して、約3カ月。私は、震災となかなか向き合うことができませんでした。
その理由は、色々な事情があり地震の事を知らず、3月16日の新聞を読み初めて知りましたが、あまりの衝撃に思考が追いつきませんでした。
『行ける状況になったら、すぐにでもボランティアに行きたい!!』と思っていましたが、『地震を知らない自分が行っていいのか』と自分でブレーキをかけてしまい、モヤモヤしていたら、春休みが終わり、東北に行く機会を逃しました。ずっと後悔していましたが、6月になってチャンスが訪れ、飛びつきました。
実際に陸前高田へ行ってみて、一番強く思ったことは、『復興の力になりたい』ということです。行く前は、正直もっとネガティブな感情を持つと思っていました。確かに津波の被害は自分の想像より、悲惨なものでした。しかし、一緒にバスで行った大学生や現地で頑張っているボランティアの方を見て、自分も力になりたい!!と強く思い、この思いを行動に移していきたいと思っています。
このような機会を与えてくれたSchool Aid Japan様とH.I.S様にはとても感謝しています。
これからもより多くのボランティアが、東北に向かうことを願っております。
黒崎光順さん

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